マンガ日本の歴史のおすすめ版は、中学受験、高校受験、
大学受験にもとても役立ちます。
結論から書きますと、受験には集英社版と小学館版がおすすめ
です。理由は、監修がしっかりしていることと、おそらくは多少受験を
意識して作られているからです。
受験という点で、具体的に書きます。
国公立の高校受験、大学受験においては、(たとえ東大であっても)
検定済みの教科書の中から出題されなければならないわけですが、
その際に非常に便利なのが、山川出版社の
日本史B用語集―A併記
です。
この用語集は、個々の用語についての説明はもちろんですが、検定済み
の教科書いくつにその用語が出てくるのかが、数字で書かれていて、一目で
重要度が分かります(もちろん多ければ多いほど重要)。
そして、「マンガ日本の歴史」においては、注意して読んでいると、明らかに
その重要度に応じた「演出」がされているのが分かります。つまり、歴史教科書
とのリンクを意図した編集がされているわけです。
ですので、高校受験、大学受験の日本史においては、「教科書」「山川の用語集」
「マンガ日本の歴史」「問題集」のセットで勉強すると非常に効率的です。おかげさまで
僕はセンター試験の日本史は、ほぼこの勉強法だけで、満点を取ることができました。
もちろん、小学生から大人まで「マンガ日本の歴史」のおすすめを、ただ楽しむた
めに読んでもなんら問題はないわけですが、せっかくなので、受験に役立てるための
勉強法についても書いておきます。
まず「教科書」を読みます(事前に、例えば子供のころから「マンガ日本の
歴史」のおすすめを読んでいたら、それだけで、教科書を読んだ時の吸収度合いが
違います)。次に「問題集」をやりながら「用語集」で復習します。その合間あいまに、
「マンガ日本の歴史」おすすめ版を読むとそれだけで、全然違います。
「マンガ日本の歴史」はビジュアルなので、「勉強」してどうしても頭に入らない所が
あっても、絵で説明されているので、「あ~、そういうことか」と理解が深まることが
多々あります。
そして、上記を繰り返しているといつの間にか、全体の流れと、個々の事象が
つながってくるのです。理想を言えばたくさんたくさん繰り返してほしいです。圧倒的な
量をこなしていると、いつしか量が質に転化していく瞬間が訪れます。
質に転化した後は、同じ「マンガ日本の歴史」を読んでも得るものが全く違います。
そういう意味では、「マンガ日本の歴史」はなるべく小さいうちから何度も何度も繰り
返して読むのが良いかもしれません。
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